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グッピーを飼育するにあたって「遺伝について復習しておこう」と教科書を引っ張り出して読み返しております。
「三つ子の魂、百まで」なんて言葉もありますが、若い頃に嫌々ながらでも勉強していた事というのは忘れているようでも読み返しているうちに「そういう事もあったな」「やった、やった」なんて事が芋づる式に次々と思い出されてきます(もちろんスッポリと記憶から無くなっている箇所もあるんですけどね)。
ただ当時の私は「生物」という教科に関して興味を覚える事ができずにおりました。
「遺伝」の所でよく出てくるハツカネズミやカイコなどに興味が持てなかったんです。
せめて先生が猫の遺伝でも紹介してくれたらウチの周りは野良猫天国なだけにちょっとは変わっていたかも・・・なんて先生のせいにしてはいけないのかな。
さてそんな興味の持てない「生物」の授業ではあったんですが、唯一「進化論」という分野には興味を持つ事ができました。
そんな「進化論」を理解したくて「生物」に取り組んでいたような時期があります。
そしてその「進化論」を考える時に念頭にあるのが「コリドラス」です(昔話からようやくアクアな話題に辿りつけました)。
一つの「属」としてこれだけ種を含んでいるのは珍しい、というよりも魚類の中で最大級なのではないでしょうか。
こういった小型魚の種分化は「定住(行動範囲の狭さ)」「棲み分け」なんてキーワードが働いた結果なんだそうです。
さてそれでは昨日紹介した「 A n i m a l G e n o m e S i z e D a t e b a s e 」で「Corydoras」を検索してみましょう。
すると20種類近くのデータが出てきます。
そしてその染色体数を見てみると実に幅広く分布しているのがわかります。
とはいえこのような異種間で子供ができるかどうかは「染色体の数」ではなく「配偶子が融合するかどうか」が重要ですし、例え子供ができたとしてもその子供の繁殖能力は「染色体が対合できるかどうか」など「染色体の数」だけではわからない問題です。
っとここまで来て何だか長文になってきました。
まだ書きたかった事にまで触れてないのに・・・
明日は8月最後の日記なので別なのを用意していますし、9月に入ったらこんな文章を書く必要も無くなるし・・・という事で今日の日記はまだまだ続きます。
ただ当時の私は考えました。
水槽内で繁殖が難しいとされるコリドラスは「ハイブリッドなのではないか」と!!
何かの折に定期的に異種コリ集団の遭遇が起きて、その時に繁殖が行われるのではないかと!!
そういった事が定期的に、そして頻繁に起きて特定のコリ集団が生まれるのではないかと!!
ただそういったコリは繁殖能力を持たないので繁殖に挑戦しても無駄なのではないかと!!
ちなみにディスカスやエンゼルなどの魚が地域変異はあってもコリのような種分化が頻発しなかったのはこういったアクシデント的な遭遇によって遺伝子の交流が盛んに行われているから、という事も何かで読んだ事がありました。
ただこれ、過去に2度ほどコリマニアに話した事があるんですがそのたびに理路整然と論破されております。
そしてさらに時間が経過するに従って私が例としてあげていたコリの繁殖事例が報告されるようになり、私はこの話題からは遠ざかるようになりました。
ただこうして色々と考えるのも楽しいよ、という事なんです。
こうして考え始めると「現地のコリはどういう生活をしているんだろうか?」とか「ハイブリッドコリの組合せや繁殖能力の有無」とか色々と気になってくるんです。
そうして興味が湧いて調べ始めるとますます面白くなってくるんです。
そこで最後に一言。
「生物」を教えている先生へ
遺伝を教える時にはなるべく沢山の例を使って下さい。
観賞魚、猫、犬、植物など身近な例がいっぱいあればそれだけ食いつく学生が増えますから。
少なくとも「まゆ」とか「ハツカネズミ」よりはもっと良い例があると思うんですよね。
メンデルへの義理立ても、もう良いんじゃないでしょうか。
「三つ子の魂、百まで」なんて言葉もありますが、若い頃に嫌々ながらでも勉強していた事というのは忘れているようでも読み返しているうちに「そういう事もあったな」「やった、やった」なんて事が芋づる式に次々と思い出されてきます(もちろんスッポリと記憶から無くなっている箇所もあるんですけどね)。
ただ当時の私は「生物」という教科に関して興味を覚える事ができずにおりました。
「遺伝」の所でよく出てくるハツカネズミやカイコなどに興味が持てなかったんです。
せめて先生が猫の遺伝でも紹介してくれたらウチの周りは野良猫天国なだけにちょっとは変わっていたかも・・・なんて先生のせいにしてはいけないのかな。
さてそんな興味の持てない「生物」の授業ではあったんですが、唯一「進化論」という分野には興味を持つ事ができました。
そんな「進化論」を理解したくて「生物」に取り組んでいたような時期があります。
そしてその「進化論」を考える時に念頭にあるのが「コリドラス」です(昔話からようやくアクアな話題に辿りつけました)。
一つの「属」としてこれだけ種を含んでいるのは珍しい、というよりも魚類の中で最大級なのではないでしょうか。
こういった小型魚の種分化は「定住(行動範囲の狭さ)」「棲み分け」なんてキーワードが働いた結果なんだそうです。
さてそれでは昨日紹介した「
すると20種類近くのデータが出てきます。
そしてその染色体数を見てみると実に幅広く分布しているのがわかります。
とはいえこのような異種間で子供ができるかどうかは「染色体の数」ではなく「配偶子が融合するかどうか」が重要ですし、例え子供ができたとしてもその子供の繁殖能力は「染色体が対合できるかどうか」など「染色体の数」だけではわからない問題です。
っとここまで来て何だか長文になってきました。
まだ書きたかった事にまで触れてないのに・・・
明日は8月最後の日記なので別なのを用意していますし、9月に入ったらこんな文章を書く必要も無くなるし・・・という事で今日の日記はまだまだ続きます。
ただ当時の私は考えました。
水槽内で繁殖が難しいとされるコリドラスは「ハイブリッドなのではないか」と!!
何かの折に定期的に異種コリ集団の遭遇が起きて、その時に繁殖が行われるのではないかと!!
そういった事が定期的に、そして頻繁に起きて特定のコリ集団が生まれるのではないかと!!
ただそういったコリは繁殖能力を持たないので繁殖に挑戦しても無駄なのではないかと!!
ちなみにディスカスやエンゼルなどの魚が地域変異はあってもコリのような種分化が頻発しなかったのはこういったアクシデント的な遭遇によって遺伝子の交流が盛んに行われているから、という事も何かで読んだ事がありました。
ただこれ、過去に2度ほどコリマニアに話した事があるんですがそのたびに理路整然と論破されております。
そしてさらに時間が経過するに従って私が例としてあげていたコリの繁殖事例が報告されるようになり、私はこの話題からは遠ざかるようになりました。
ただこうして色々と考えるのも楽しいよ、という事なんです。
こうして考え始めると「現地のコリはどういう生活をしているんだろうか?」とか「ハイブリッドコリの組合せや繁殖能力の有無」とか色々と気になってくるんです。
そうして興味が湧いて調べ始めるとますます面白くなってくるんです。
そこで最後に一言。
「生物」を教えている先生へ
遺伝を教える時にはなるべく沢山の例を使って下さい。
観賞魚、猫、犬、植物など身近な例がいっぱいあればそれだけ食いつく学生が増えますから。
少なくとも「まゆ」とか「ハツカネズミ」よりはもっと良い例があると思うんですよね。
メンデルへの義理立ても、もう良いんじゃないでしょうか。
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Comment
無題
携帯で読むと確かに長い・・・(笑)。
今日は進化論まで含んだ内容ですか?
そうなると、明日は並行進化も含めた内容なのかな?
自然界での生殖能力を持たないハイブリッド発見とは、
奇跡に近い状態だと思いますよ。
s-nobさんがインペの発見者だったら・・・
やっぱりハイブリッドって言うのかな?(笑)
今晩は笑顔で寝れちゃうなぁ(爆)
今日は進化論まで含んだ内容ですか?
そうなると、明日は並行進化も含めた内容なのかな?
自然界での生殖能力を持たないハイブリッド発見とは、
奇跡に近い状態だと思いますよ。
s-nobさんがインペの発見者だったら・・・
やっぱりハイブリッドって言うのかな?(笑)
今晩は笑顔で寝れちゃうなぁ(爆)
いつもコメントありがとうございます
わざわざ読みにくい携帯で長文駄文を読んで下さってありがとうございます。
この考えをコリマニアさんに伝えた所散々な目に合いましたよ。
彼らは中学生だろうが何だろうが容赦が無いですね。
大人にあんなにボロクソにバカにされたのはあれが初めてだったかもしれません(x_x)
実は今回もう一つの日記構想として「利己的遺伝子説」に流れるパターンもあったんですが、敢えてこちらに流れてみました。
ちなみにインペはともかくバルバータスがプレコとコリのハイブリッドだと言っている人はいましたよ(笑)
ところで次回からは普通の日記に戻ります。
もうネタを探すのにわざわざ数式や進化論なんて持ち出す必要は無いですからね(笑)
また気が向いた時にでもこんなバカ話をしますよ。
この考えをコリマニアさんに伝えた所散々な目に合いましたよ。
彼らは中学生だろうが何だろうが容赦が無いですね。
大人にあんなにボロクソにバカにされたのはあれが初めてだったかもしれません(x_x)
実は今回もう一つの日記構想として「利己的遺伝子説」に流れるパターンもあったんですが、敢えてこちらに流れてみました。
ちなみにインペはともかくバルバータスがプレコとコリのハイブリッドだと言っている人はいましたよ(笑)
ところで次回からは普通の日記に戻ります。
もうネタを探すのにわざわざ数式や進化論なんて持ち出す必要は無いですからね(笑)
また気が向いた時にでもこんなバカ話をしますよ。
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