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昨日お迎えしたラスボラ・カロクロマを図鑑や雑誌で調べると「赤い体色」が最大のチャームポイントとして紹介されている事が多いようです。
私はカロクロマがバリバリに発色した所を見たことはありませんが、写真などで見る限り確かに魅力的な赤だと思いますし最大のチャームポイントでしょう。
ただカロクロマの魅力はそれだけではないのです。
しかもそれが<おまけ>のような魅力ではなく「赤い体色」と並ぶだけの魅力なのです。
これは私も家の水槽にお迎えして初めて気付いたのですが、まずは下の写真を見てください。

IMG_2930.jpg
(クリックして頂ければ大きな画像になります<31kb>)

このように上から眺めるとメタリックグリーンに輝いてみえるのです。
「鯉は上から眺める物」と言われますが、この辺はさすがコイ科と言った所でしょうか。
しかもこの輝きは横から見ていても堪能する事ができます。
ちょっと見下ろすように見ていればキラキラと光る様は常に見られますし、同じ高さで見ていても反転したり、上昇、下降したりする時にはキラキラと輝いて見えます。

しかも嬉しいのは飼い込まなくてもこの緑の発色は綺麗という点。
飼い込む楽しさを感じさせてくれる「赤」と、買ったその日から楽しめる「緑」。
なかなかお得な魚です。

ちなみにレッドライントーピードを上から見た時にもこれと似たような緑の輝きがありました。
(その時の記事は私の旧ブログのコチラで紹介しています。)
輝きという点ではカロクロマの方が上な気がしますが、コイ科の多くに共通する特徴なんでしょうかね。

さてお迎えして一晩明けたカロクロマですが、体側に擦れ傷のような物ができています。
充血も綿状の物もついていないのですがちょっと不安です。
明日まで様子を見て、大きくなっているようなら薬浴を含めた治療を考えようと思います。
単なる擦れ傷なら良いんですけどね。
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今日は昨日書いた「チェリーバルブの繁殖行動」の興奮がまだ残っていたので、その興奮状態のまま色々と教えてくれたお店に行って報告をしてきました。
お店の方も喜んで下さり、これからの事なども再度色々と教えてくださりました。

さてそんな興奮状態でお店に行ったからか、なぜか私の視線を捉えて離さない魚が水槽の片隅にいました。
それは「ラスボラ・カロクロマ(Rasbora kalochroma)」。
チェリーと同じコイ化のお魚で、一昔前は「輸送状態が悪くて長生きさせらない魚」としてチョコグラと並んで有名だったそうです。
とはいえ落ち着いてしまえば丈夫だそうですから、ここから一ヶ月くらいが勝負でしょうしょうか。
ただ口先が白いのがちょっと気になります。

IMG_2943.jpg

ちなみに飼い込むと赤みがもっと増してくるそうなんですが「水層内では自然界のような色を再現するのが難しい」とも言われているようです。
ただ買ってきて気付いたのですが、この魚の魅力は赤み以外にもあったんですよ。
とはいえそれはまた別の機会にします。
ちなみに現在の大きさは5cmほどで、800円でした。

水槽を眺めているとチェリーバルブのオスがメスのお腹を狙って執拗に追い回していました。
「これは!?」と思い急遽、繁殖水槽を立ち上げ雌雄を1匹ずつ入れてみたところ、10分もしないうちにオスがメスのお腹を再びつつきだしたのです。

IMG_2880.jpg

メスは逃げ回っているのですがしばらくするとモスの繁みへと入っていきオスと絡み合うような動作を見せ始めました。
一回「ゴチャゴチャ」とやるとまた出てきて、オスに追いかけ回されて再びモスに入っていきます。
これをどれくらい繰り返したでしょうか。
少なくとも10回以上はこんな事を繰り返していた気がします。
本当は写真を撮るのは遠慮しようと思っていたのですが、あまりに何回もやるのでつい欲がでてしまい撮影してみたのですが、結果は下のようなボケボケ写真。
撮影者が未熟な上に変に興奮していたんですからこれが限界でしょうね。

IMG_2911.jpg

その後1時間ほどして覗きにいったらなんだか二匹とも疲れたような感じで普通に泳いでいました。
それでもたまに思い出したようにオスがメスを追いかけ回しますが、もう上の写真のような行動は見られませんでしたので、2匹を再び元の水槽へと戻しました。

ただ気がかりだったのが、産んでいる側から二匹とも何やら底を漁って食べているような気配があるんですよ。
食卵ですかね。
うまくモスの繁みに隠れてくれた卵があるといいのですが。

とここまで書いてだいぶ長くなってしまったので、今日はひとまず「繁殖行動をした」という報告までにします。
繁殖水槽の構成などはまた改めて記録したいと思います。
ちなみに繁殖行動をみせた水質はph7.8、水温24度でした。
(硬度は試薬がないため計測できませんでした。)

今年も睡蓮の植え換えを行いました。
去年は桜の時期にやってちょうど良かったという印象だったので、それから考えると桜が散り始めている今やるのは少し遅れてしまったかもしれません。
今年も用土は一昨年に大量に買っておいた荒木田土で、元肥としてマグァンプK(中粒)を9g使いました。
この株は今年で3年目の株ですが、安全にというか実験的な事はせず去年成功した条件で再び開花を狙います。
写真は植え換える前の写真で、すでに花芽がついていました。

IMG_2765.jpg

また去年知合いから頂いた睡蓮2株はまだ植え換えを行っていません。
こちらは今までとちがった事を試みようと思っているので、週末にでもゆっくりと準備をしてやろうと思っています。

さらに去年Vismanさん(ミ☆Real intention☆彡)から頂いたコウホネは秋になってから植え付けた株ですので今年はそのままやってみるつもりです。
ただ先週「東商の超醗酵油かす(中粒)」を3粒入れておいたのですが水が濁ってしまいました。
もしかしたらこのコウホネはまだ活動が活発になっていなかったのかもと後悔しております。

前回の日記で「実験」によって生えてきた植物を紹介したところ、それが「スギナ」ではないかと情報を頂きました。
そして改めて眺めると確かに「スギナ」にソックリである事に思い当たりました。
「どこかで見たような・・・」とは思っていたのですが、水草という思い込みから気づく事ができませんでした。

しかしそこで疑問に思うのが、スギナとは果たしてこのように水中で発芽・成長する事ができるのかという点です。
そこで簡単にですが「スギナ」について調べてみました。

そこでわかったのはスギナというのは約3億年前に地上に出現し、それ以来体の構造をあまり変化させずにここまで生き延びてきた、古代魚ならぬ「古代植物」だと言う事だそうです。
そうした特徴の一つに「細胞間隙の茎全体に占める割合が大きい」というのがあるそうです。
これはハスやイネなどの地下茎と似たような特徴であるらしく、水中で生き抜いてきた時の名残が強く残っているのだそうです。
こうした特徴などから「スギナは水中から水上へと移っていった植物の橋渡し的な存在」という事らしく、今でもその特徴を備えているという事らしいのです。

ザッと簡単に調べただけではありますので、間違いや抜けている点などもあるとは思いますがこういう説明を読むと「スギナは水中での発芽・成長ができる」と思えてきます。
ただ水中葉をだせる訳ではないのでアクアで言うところの「水草」として認知されるかどうかは微妙な所ではないでしょうか。
とはいえCo2濃度や高光量を用意できればもしかしたら長く水中で生活する事ができるかも、などと興味も湧いてきます。


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