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5月は過去最高の22回更新を達成したんですが、6月に入るとそれも失速してしまいなかなか更新できずにいます。
今月はサッカーの欧州選手権があって忙しくなりますから今のうちにとも思うんですが、なかなか筆が進みません。
そこで「ウーパーとプレコのつぶやき」のはむたんさんが薬について書いておられたので、私も真似をさせて頂く事にしました。
素人の駄文ではあるんですが、書いてみるとけっこうな長文になってしまいました。
さて「薬」と言えば私は小型魚をメインに飼育しているので「常備薬」を用意しています。
なぜ小型魚だと常備薬が必要なのか!?
それは小型魚の病気が時間との戦いになる事が多いからです。
「もう夜だし、明日仕事帰りに買ってくれば良いや」なんて余裕を見せていると手遅れになっている事も珍しくないそうです。
もちろん大型魚の場合でも病気が早期発見、早期治療が原則である事を考えれば「用意しなくても良い」という事にはならないと思いますが。
では「常備薬にはどんな薬を用意しておけば良いのか!?」、それをちょっとまとめてみたいと思います。
今月はサッカーの欧州選手権があって忙しくなりますから今のうちにとも思うんですが、なかなか筆が進みません。
そこで「ウーパーとプレコのつぶやき」のはむたんさんが薬について書いておられたので、私も真似をさせて頂く事にしました。
素人の駄文ではあるんですが、書いてみるとけっこうな長文になってしまいました。
さて「薬」と言えば私は小型魚をメインに飼育しているので「常備薬」を用意しています。
なぜ小型魚だと常備薬が必要なのか!?
それは小型魚の病気が時間との戦いになる事が多いからです。
「もう夜だし、明日仕事帰りに買ってくれば良いや」なんて余裕を見せていると手遅れになっている事も珍しくないそうです。
もちろん大型魚の場合でも病気が早期発見、早期治療が原則である事を考えれば「用意しなくても良い」という事にはならないと思いますが。
では「常備薬にはどんな薬を用意しておけば良いのか!?」、それをちょっとまとめてみたいと思います。
まず市販されている魚病薬の成分を見ると大きく分けて以下の4種類に分けられそうです。
「2」にはニトロフラゾンやオキソリンなどが含まれ、カラムナリス菌などの細菌に対して効果があります。
「3」にはトリクロルホンが含まれ、寄生虫駆除に効果があります。
「4」にはアクリノールが含まれ、外傷の治療効果があります。
そして市販薬はそれぞれのグループの薬を単用、もしくは複数混合した形で売られています。
例えば写真(右)の「グリーンFリキッド」の成分を見ると「メチレンブルー」と「アクリノール」となっています。
これはメチレンブルーが「1」、アクリノールが「4」のグループに属するので何に対して効果があるのかわかると思いますし、すでに「グリーンFリキッド」を持っているなら「メチレンブルー」がさほど必要ではない事もわかると思います。
では「常備薬」にはどのような薬を揃えれば良いのでしょう。
一般に「緊急用」という事を考えると白点病やカラムナリスが恐いですから「1」「2」のグループを主に含む薬を用意しておけば良い事になります。
ですので私は上の写真で紹介した薬を持っています。
写真(左)の「グリーンFリキッド」は上記の通り「1」「4」グループの薬で、写真(右)のグリーンFゴールド顆粒は「2」が主に含まれていますので、この二つがあれば「1」「2」(「4」)グループの病気に対して対処が可能になるわけです。
ちなみに「3」に対しても寄生虫で有名なコリドラスやポリプを飼っている関係から揃えておきたいと思っていますが、ひとまず時間単位で進行していくほどの脅威もないようなので今はまだ揃えておりません。
以上が私の常備薬選びのポイントでした。
ただ「成分」に関してはもっと奥深くて、例えば同じ「2」のグループに分類される「ニトロフラゾン」や「オキソリン」であっても水草への影響、菌の耐性、 日光からの影響などで違いがわかれますし、「市販薬」に関しても同じ成分であってもその濃度や形状(顆粒なのか液体なのかなど)などによって使い所に違いが あったりと上記だけの説明では単純に解決できない事も多いようです。
これ以上の部分は私の化学、生物学の知識では追いきれない分野なんですが、調べて分かっている事も少しありますので、また機会があれば書いてみようと思います。
- 色素剤グループ
- 抗菌材グループ
- 有機リン剤グループ
- 外傷治療薬グループ
「2」にはニトロフラゾンやオキソリンなどが含まれ、カラムナリス菌などの細菌に対して効果があります。
「3」にはトリクロルホンが含まれ、寄生虫駆除に効果があります。
「4」にはアクリノールが含まれ、外傷の治療効果があります。
そして市販薬はそれぞれのグループの薬を単用、もしくは複数混合した形で売られています。
例えば写真(右)の「グリーンFリキッド」の成分を見ると「メチレンブルー」と「アクリノール」となっています。
これはメチレンブルーが「1」、アクリノールが「4」のグループに属するので何に対して効果があるのかわかると思いますし、すでに「グリーンFリキッド」を持っているなら「メチレンブルー」がさほど必要ではない事もわかると思います。
では「常備薬」にはどのような薬を揃えれば良いのでしょう。
一般に「緊急用」という事を考えると白点病やカラムナリスが恐いですから「1」「2」のグループを主に含む薬を用意しておけば良い事になります。
ですので私は上の写真で紹介した薬を持っています。
写真(左)の「グリーンFリキッド」は上記の通り「1」「4」グループの薬で、写真(右)のグリーンFゴールド顆粒は「2」が主に含まれていますので、この二つがあれば「1」「2」(「4」)グループの病気に対して対処が可能になるわけです。
ちなみに「3」に対しても寄生虫で有名なコリドラスやポリプを飼っている関係から揃えておきたいと思っていますが、ひとまず時間単位で進行していくほどの脅威もないようなので今はまだ揃えておりません。
以上が私の常備薬選びのポイントでした。
ただ「成分」に関してはもっと奥深くて、例えば同じ「2」のグループに分類される「ニトロフラゾン」や「オキソリン」であっても水草への影響、菌の耐性、 日光からの影響などで違いがわかれますし、「市販薬」に関しても同じ成分であってもその濃度や形状(顆粒なのか液体なのかなど)などによって使い所に違いが あったりと上記だけの説明では単純に解決できない事も多いようです。
これ以上の部分は私の化学、生物学の知識では追いきれない分野なんですが、調べて分かっている事も少しありますので、また機会があれば書いてみようと思います。
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Comment
無題
常備薬は本当に必要ですね。
夜落ち着いて水槽を眺めていて、病気だー!と夜中に気づくこととかあります(^^;
自分の場合小型水槽ばかりなので、粉末は希釈が難しい感じがします。
どんな薬が使い勝手がいいか、経験でわかっていくんでしょうね〜。そのために犠牲になったりした魚には申し訳ないですが…。
マクリも繁殖されるんですか?楽しみです。
並オトも是非!!(他力本願(^^;)
夜落ち着いて水槽を眺めていて、病気だー!と夜中に気づくこととかあります(^^;
自分の場合小型水槽ばかりなので、粉末は希釈が難しい感じがします。
どんな薬が使い勝手がいいか、経験でわかっていくんでしょうね〜。そのために犠牲になったりした魚には申し訳ないですが…。
マクリも繁殖されるんですか?楽しみです。
並オトも是非!!(他力本願(^^;)
今日もコメントありがとうございます
>常備薬は本当に必要ですね。
全くですね。
薬が無いばっかりに魚を殺してしまった、なんて悔しいですものね。
いざという時のためにも持っておいた方が良いですよね。
>どんな薬が使い勝手がいいか、経験でわかっていくんでしょうね〜。
この辺はジレンマですよね。
病気は出さないのが一番だけど、実際に病気を治療するのが一番の経験値になったりするんですものね。
複雑です(^o^;
>マクリも繁殖されるんですか?楽しみです。
>並オトも是非!!(他力本願(^^;)
ネグロと並んでマクリも繁殖事例が多いですから、ちょっとやってみようかなとも思っているんですよ。
ただうちにいるのは2匹ともオスのようでして。
追加購入してまで挑戦するかどうかが一番の問題ですね(^o^;
全くですね。
薬が無いばっかりに魚を殺してしまった、なんて悔しいですものね。
いざという時のためにも持っておいた方が良いですよね。
>どんな薬が使い勝手がいいか、経験でわかっていくんでしょうね〜。
この辺はジレンマですよね。
病気は出さないのが一番だけど、実際に病気を治療するのが一番の経験値になったりするんですものね。
複雑です(^o^;
>マクリも繁殖されるんですか?楽しみです。
>並オトも是非!!(他力本願(^^;)
ネグロと並んでマクリも繁殖事例が多いですから、ちょっとやってみようかなとも思っているんですよ。
ただうちにいるのは2匹ともオスのようでして。
追加購入してまで挑戦するかどうかが一番の問題ですね(^o^;
いつもコメントありがとうございます
Kさんはまず自分のを治さないと魚に構ってられませんものね。
今のKさんは殺菌灯を顔いっぱいに浴びたい気分でしょうからね。ってそれも違うかな。
一日も早い快復を祈ってますよ。
せめて痛みだけでも引いてくれると良いんですけどね。
今のKさんは殺菌灯を顔いっぱいに浴びたい気分でしょうからね。ってそれも違うかな。
一日も早い快復を祈ってますよ。
せめて痛みだけでも引いてくれると良いんですけどね。
無題
実はグリーンFリキッドとメチレンブルー両方持っています
もともとはメチレンブルーだけだったのですが外傷に対応するためにグリーンFリキッドを買い足したのです
塩とアクリノールに期待ですw
グリーンFゴールド顆粒はいい薬ですよね
そんなに(グリーンFゴールドリキッドや観パラDに比べて)高くないしニトロフラゾンとスルファメラジンナトリウムという2種類の成分が細菌性の病気にはよさそうです
ただナマズの仲間や古代魚などのように薬に弱い種類の魚に対しては計量が難しいという欠点がありますね
規定量の1/2の濃度って言ってもかなり少量になってしまいます
私が先日購入したリフィッシュも効果のほどはまだ未定です
わかり次第レポートしますね
もともとはメチレンブルーだけだったのですが外傷に対応するためにグリーンFリキッドを買い足したのです
塩とアクリノールに期待ですw
グリーンFゴールド顆粒はいい薬ですよね
そんなに(グリーンFゴールドリキッドや観パラDに比べて)高くないしニトロフラゾンとスルファメラジンナトリウムという2種類の成分が細菌性の病気にはよさそうです
ただナマズの仲間や古代魚などのように薬に弱い種類の魚に対しては計量が難しいという欠点がありますね
規定量の1/2の濃度って言ってもかなり少量になってしまいます
私が先日購入したリフィッシュも効果のほどはまだ未定です
わかり次第レポートしますね
いつもコメントありがとうございます
>実はグリーンFリキッドとメチレンブルー両方持っています
私も一年前まではメチレンも持っていたんですよ。
それは人にあげてしまって今は無いんですけどね。
プレコは特に外傷が絶えない魚でしょうからアクリノールは有効かもしれませんね。
とはいえ私もアクリノールがどの程度効果があるのかはわからないんですけどね。
>グリーンFゴールド顆粒はいい薬ですよね
私に常備薬を勧めて下さったお店も「抗菌にはコレが良いよ」と勧めて下さいました。
お店は薬を使うケースが多いでしょうからこういう意見は貴重ですよね。
とはいえ水草の事を考えると観パラの方が良かったかなとも思っているんですけどね。
私の場合は幸いにも買ってからまだ出番の無い状態ですから使用感などは全くわからないでおります。
私も一年前まではメチレンも持っていたんですよ。
それは人にあげてしまって今は無いんですけどね。
プレコは特に外傷が絶えない魚でしょうからアクリノールは有効かもしれませんね。
とはいえ私もアクリノールがどの程度効果があるのかはわからないんですけどね。
>グリーンFゴールド顆粒はいい薬ですよね
私に常備薬を勧めて下さったお店も「抗菌にはコレが良いよ」と勧めて下さいました。
お店は薬を使うケースが多いでしょうからこういう意見は貴重ですよね。
とはいえ水草の事を考えると観パラの方が良かったかなとも思っているんですけどね。
私の場合は幸いにも買ってからまだ出番の無い状態ですから使用感などは全くわからないでおります。
いつもコメントありがとうございます
病気を出さないのが基本とはいえ、いつ起こっても問題ないように用意しておくのもまた大事なんですよね。
それに余裕のある時に各お店の値段をチェックして安い所で買っておくのも手ですよね。
緊急時だとそんな事も言ってられないですしね。
それに余裕のある時に各お店の値段をチェックして安い所で買っておくのも手ですよね。
緊急時だとそんな事も言ってられないですしね。
いつもコメントありがとうございます
>薬にもたくさんあるんですね!!
本当にそうですね。
あとは日記中で紹介している はむたんさんなどは塩なども上手く使われていますから、一口に薬と言っても本当に幅広いです。
>薬は僕も常用しないとまずいですかね!!笑
病気は出さないに越した事はないんですが、出てしまった時には早期治療が何よりも肝要になってきますからね。
常備しておくのは良い事だと思っています。
とはいえ塩で治せる病気もありますし、薬の名前が違っても同じ効果の物もありますからね。
飼っている魚や自分のスタイルに合った薬を常備しておくというのもまた重要になってくるんでしょうね。
本当にそうですね。
あとは日記中で紹介している はむたんさんなどは塩なども上手く使われていますから、一口に薬と言っても本当に幅広いです。
>薬は僕も常用しないとまずいですかね!!笑
病気は出さないに越した事はないんですが、出てしまった時には早期治療が何よりも肝要になってきますからね。
常備しておくのは良い事だと思っています。
とはいえ塩で治せる病気もありますし、薬の名前が違っても同じ効果の物もありますからね。
飼っている魚や自分のスタイルに合った薬を常備しておくというのもまた重要になってくるんでしょうね。
いつもコメントありがとうございます
ウパは水温の上昇が苦手なんですよね。
5月からというとそんな事も影響しているんですかね。
さぞご心配でしょうね。
持ち直してまた元気になると良いですね。
>常備薬の知識って大切ですね。
適切な薬を迅速に正しい使い方で使用する事が病気対策には必要ですからね。
常備して置くという事は「迅速に」という部分を満たすには有効な手段ですよね。
5月からというとそんな事も影響しているんですかね。
さぞご心配でしょうね。
持ち直してまた元気になると良いですね。
>常備薬の知識って大切ですね。
適切な薬を迅速に正しい使い方で使用する事が病気対策には必要ですからね。
常備して置くという事は「迅速に」という部分を満たすには有効な手段ですよね。
いつもコメントありがとうございます
>勉強になります。
そう仰って下さるとうれしいです。
薬も色々な名前で多様な薬が売られていますから、自分でも整理しておこうと思い書いてみました。
とはいえ素人の付け焼き刃の知識がベースですから絶対に正しいとは言えない所もあったりと不安な部分もあるんですけどね(^o^;
>緊急時に備えるっていうのは大事ですもんね。
まったくですね。
私も今回のグッピーの胸ビレ欠損の時にはこの常備薬を持っているというだけで少しは落ち着けましたからね。
これで薬がなかったらパニックになっていたかもしれませんよ(笑)
そう仰って下さるとうれしいです。
薬も色々な名前で多様な薬が売られていますから、自分でも整理しておこうと思い書いてみました。
とはいえ素人の付け焼き刃の知識がベースですから絶対に正しいとは言えない所もあったりと不安な部分もあるんですけどね(^o^;
>緊急時に備えるっていうのは大事ですもんね。
まったくですね。
私も今回のグッピーの胸ビレ欠損の時にはこの常備薬を持っているというだけで少しは落ち着けましたからね。
これで薬がなかったらパニックになっていたかもしれませんよ(笑)
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