楽しいカルキ抜き

週末セールの喧噪が過ぎ去った日曜の夕方、セールの残り物を漁りに某熱帯魚店に行きました。
しかし店内に入るやいなや、思わぬセール品が私の目に飛び込んできました。
それは<数量4つ>という限定セール品!!
あらかじめ広告でセールの内容は把握していたのですが、金曜から始まったセールでまさかこれが残っているとは思わなかった私には衝撃でした。

そして気付いた時には商品を抱えておりました。
ちなみにこの日は駐禁対策として家族に車の番をしてもらっていたのですが、ホクホクの笑顔で大きな商品を抱えながら帰ってくる私に呆れていた事でしょう。

さて今日買ってきた商品は「浄水器」です。
購入したのはPURELITYという知らないメーカーの物で、6980円でした。
アクア用の浄水器といえばマーフィードが有名ですが、どうやらこのPURELITYという会社はマーフィードと同じ物を販売している会社らしく、お店に言わせれば「マフィードと変わらない」との事でした。
（もちろんメーカ保証外ですが）マフィードのパーツや消耗品が全て流用できるとの事です。
そして私の購入して来たのは写真（下）の商品で、マーフィードで言う所の「スタンダード」に相当する物です。

ここでちょっと書いておきたいのですが、私は浄水器に対して過剰な期待をしておりません。
パンフレットには「金属、細菌を除去する」などの謳い文句もありますが、私はカルキを抜いてくれればそれでいいと思っています。
ですから薬品による除去でも、エアレーションによる除去でも正直どれでも良いのです。
特にウチの環境で普通に魚を飼育する分にはどの方法であっても大差は無いと思っています。
なんせ20年以上前から色々な方法でカルキを抜きながら金魚や亀などを飼育してきましたが問題はみられませんでしたからね。
（ちなみにRO浄水器などの有用性については別物だと思っています。）

ではなぜ買ってきたのか？
それは使ってみたかったから！！

蛇口をひねればカルキが抜かれた水が出て来るというのを体感したかったのです。
もちろん<こじつけ>のような理由は他にもありますが、理由の90％以上がこの物欲です。

さてこの商品には耐圧ホースが必要らしいのですが、付属品としては付いていませんでした。
そこで今日はホームセンターに行って購入してきました。
これを「蛇口→（耐圧ホース）→浄水器→（普通のホース）」と取り付けて設置完了です。
ホースの接続だけなら5分もかからない作業ですし、至って簡単にできました。

あとは蛇口を捻ればカルキが抜けた水が出て来るというのです。
とはいえカルキが抜けた水かどうかなんて見てわかるはずもなく、飲んでわかるほど私の舌は肥えていないのですが、有難いことにカルキの検査薬が付属しているのです。

まずはフィルターの塵が混入する事があるそうなので捨て水を行って、その後試薬を使って残留塩素を調べました。
結果は写真（下）のようになりました。
黄色に近付くほど塩素が残っているそうです。
左が浄水器を通した水、右が蛇口から出た水です。

これにはちょっと感動してしまいました。
何だかんだ言っても買って良かったです。
これだけで満足してしまい、嬉しくなってしまいました。

しばらくはこの浄水器のお陰でますます換水が楽しみになりそうです。