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普段からして「面白い」とは言えないブログを書いている私がこう書くのもなんですが、今日のブログは「詰まらない」内容がダラダラと続きそうな予感です。
いや「予感」ではなくこれは「決定事項」ですね。
「わかっているなら公開するな」と思われるかもしれませんが、前に書いた日記の補足になる日記なのでそうもいかないのと、あわよくば「皆様から間違いや矛盾を指摘して頂いければラッキーだな」なんて気持ちもあって公開する事にしました。

さてこれ以上前書きを書いていても余計にダラダラとするだけですから、さっそく本題に入りたいと思います、
少し前にグッピーの胸ビレ欠損についてまとめた日記をアップしましたが(コチラ)、今日はその日記の補足になります。
主にカラムナリス菌についてです。
書いてある事は生物部にでも入っている中学生なら知っているような内容だと思いますので、ダラダラとした文章だとは思いますが、興味のある方はお付き合い頂ければ幸いです。

少し前に買ってきたばかりのグッピーが「カラムナリス菌によるヒレ腐れ病になったのでは!?」と思わせるような症状を呈しました。
そこで私は「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」なんて昔の偉い人の言葉に従ってまずは「敵(病気)を知る」事から始めました。

そして色々と漁って見付けたのが13日の日記(コチラ)にも書いた「日本獣医畜産大学 魚病学教室」が発表した「グッピーのカラムナリス病に関する研究 2.治療に関する実験」という研究レポートでした。
このレポートに「殺菌力試験」として色々な薬剤希釈液に浸されたカラムナリス菌がその後発育するかどうかを肉眼的に観察した実験の結果が載っていました(詳しい実験内容は上記レポートを読んで下さい)。

その中で私が注目したのは塩水による実験で、例えば0.5%の塩化ナトリウム溶液に24時間浸したカラムナリス菌は細胞培養に於いて「No growth」になったとありました。
ここで私は「<No growth>とは何だ?」という事になりました。
普通に考えれば「発育しない」という事だと思うのですが、例え「発育しない」状態でも現在あるカラムナリス菌が残ったままでは「進行を止めるだけではないか」と疑問に思ったんです。
そこで今度はカラムナリス菌の寿命を調べてみたんですが、残念ながらこれに関する情報は見付けられませんでした。
そしてこの状態で上記の13日の日記を書いたという訳なんです。

そしてここからがそれ以降調べて自分なりにわかった事になります。
まずカラムナリス菌というのは「細菌」の一種という事は周知の事実です。
では細菌とは何かと言うと広辞苑によれば「原核生物に属する単細胞の微生物」だそうです。
この事からカラムナリス菌は一つの細胞で構成された生物(単細胞)という事がわかりました。
そして「細胞」というのは「最も基本的で重要な機能」として分裂機能を持っているそうなんです。
もちろんカラムナリス菌自体も「一つの細胞」ですから分裂によって増殖していくでしょうし、(上記のレポートから)塩水によってその分裂を阻害する事ができるという事がわかりました。

さらに調べていくと「細胞培養において分裂できなくなった細胞は通常死を意味する」との記述を見付けました。
つまり前述の実験レポートで「No growth」とあったのは事実上「カラムナリス菌の死」を意味していた事になります。
という事で「塩化ナトリウム(塩)はカラムナリス菌に対して殺菌効果を有している」という事が確認できた事になります。

ちなみに上記の下線部において重要なのは「細胞培養において」という所だと思いますので注意して下さい。
つまり「分裂しなくなった細胞=死」を意味するのではなく「分裂できる環境で分裂しない細胞=死」という事を意味しているのだと思います。
これは私達「人間」を構成している多くの細胞が分裂をしなくなっているのに我々が生きている事からも実感としてわかると思います。
ちなみにそんな分裂を停止した私達の細胞も細胞培養においては再び分裂を開始するそうです(分裂の回数は年齢に左右されるそうですが)。

ここまでが付け焼き刃の情報収集と知識で私が自分なりに納得した事です。
一気に書いてみましたが、読み返してみると大した事は書いてないですね。
生物学に興味のある中学生なら「そんなの当り前だよ」って言ってきそうな内容です。
これは学生時代に「生物」という科目に全く興味を持たなかった報いですね。

ところでここまで付き合って下さった方には感謝致します。
最後に厚かましいお願いですが、もし私の書いてある事で間違いがあったら指摘して頂けると助かります。
また意味のわからない点があればそれも指摘して頂ければ助かります。
お答えできるかどうかはわかりませんが、今後の指針にしたいと思いますので。
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無題
はぁ~い!
カラムナリス菌については何となく分かった様な・・・(笑)

う~ん・・・では!
塩化ナトリウムがカラムナリス菌の天敵って事で良いのですね?
 水温と塩化ナトリウム濃度との関係は?

     ↑イジワルな質問をしてみた。

「K」 2008/05/21(Wed)17:32: 編集 | RES
いつもコメントありがとうございます
>塩化ナトリウムがカラムナリス菌の天敵って事で良いのですね?

「初期症状でないと効かない」としている本もたくさんあって、ちょっとまだわかっていないんですけどね。
ただオキソリン酸やニトロフラゾンなどの殺菌効果の方が強いのでそう説明しているのかもしれません。
ただ上記で紹介したレポートによれば一番早く効果が出たのは2%の塩水浴なんですよ。
とはいえ2%はグッピーととってもギリギリの塩分濃度なのでちょっと恐いんですけどね。
小型魚の場合は時間との勝負になりますから、その辺の兼ね合いから「初期症状でないと」と書いているような気もします。

> 水温と塩化ナトリウム濃度との関係は?

はい、意地悪な質問大歓迎です。
そしてこれは<わかりません!!>(笑)
ひとまず実験では25度となっていました。

ただ水温とカラムナリスとの関係から考えるとまず「カラムナリスの至適温度は27〜28度である事」「水温を高くすると菌の活性が高まる事」「カラムナリスは35度でも発育可能である事」を考えると温度は低くした方が良いのかもしれません。
金魚や鯉の世界ではカラムナリスが疑われる時は「温度を22度以下にする」なんて方法もあるらしいですね。
そう考えると水温との関係を考える時は菌との兼ね合いからも考えた方が良いのかもしれませんね。
また何か情報があったらまとめて紹介したいと思いますね。
【2008/05/21 18:00】
無題
カラムナリスについてのレポート感謝です
つまらないどころかとても興味深いです
勝手な推測ですが生体の体内に入ってしまったら塩化ナトリウムの成分が影響しないとかそういう理由かもしれませんね
またまた引き続きレポート期待しています
はむたん 2008/05/21(Wed)22:04: 編集 | RES
いつもコメントありがとうございます
>つまらないどころかとても興味深いです

そう言って頂けると嬉しいです。
私自身もちょっと興味が湧いてきたので、このまま色々と資料を集めたりしながら調べてみようと思っています。
高校程度の知識も欠落しているのでまずはそこから穴埋めしていかなければいけないのが辛い所なんですが(^o^;

>勝手な推測ですが生体の体内に入ってしまったら塩化ナトリウムの成分が影響しないとかそういう理由かもしれませんね

カラムナリスは好気性の細菌との事ですから体内ではあまり生きられないのではないかと思います。
前述のレポートのNo1にはその事にも触れられていたんですが、カラムナリスにやられた魚の内蔵などからはカラムナリス菌は出てこなかったそうです。
とはいえカラムナリス菌に関する調査は未だ不十分というのが学者さん達の認識らしいので、はむたんさんの考察も鋭い所を突いているかもしれません。
この辺の「未知の部分」が素人から見るともどかしい部分でもあるんですが、面白く感じる部分でもあるんですよね。


>またまた引き続きレポート期待しています

また何かわかりましたら改めてレポートにしたいと思います。
その時には何か不明な点やあやふやな点などがあったらぜひご指摘頂ければと思います。
【2008/05/22 17:33】
無題
カラムナリスだけには、感染させたくないんですよ!下手すると、全滅しますからね!!
それにしても、凄く研究熱心ですね!!
恵美安 2008/05/21(Wed)22:39: 編集 | RES
いつもコメントありがとうございます
>カラムナリスだけには、感染させたくないんですよ!

カラムナリスは多くの魚で感染する危険のある菌ですから観賞魚業界のみならず各所で恐がっているようですね。
ただ薬剤耐性を始めカラムナリスと一口にまとめるには辛い所があるのが厄介な所でしょうかね。

>それにしても、凄く研究熱心ですね!!

ちょっと興味が出てきたので古本やネットで情報を漁ってみました(^o^;
とはいえ私のやっている事は舗装された散歩道を歩いているような物ですから、恵美安さんのように周りに人も道もない森を歩いている訳ではないですから。
楽な物ですよ。

【2008/05/22 17:43】
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