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昨日の続き、「外掛け式オーバフロー濾過」のお話です。
まずは水の動きを再現してみるべく最低限のパーツで組んでみたのが下の写真です。

IMG_6536.jpg

下の水槽が濾過槽になります。
水の流れとしては、上から下にはサイフォンの原理を利用して塩ビパイプを伝って流れ、下から上には青いホースを伝ってポンプで水を循環させています。
水の流れとしては問題はありませんでしたし、60ワイド水槽くらいまでならこのシステムで十分な水量を循環させる事ができる実感を得ました。

さてこの方式での致命的な問題点はどちらかのパイプの動きが止まった時にあります。
例えば停電でモーターが止まるとします。
しかしそうなっても上から下へ落ちる水はある一定の水位まで落ち続け、下の濾過槽が溢れる事になります。
また逆に塩ビパイプ側に問題がおきれば当然上の水槽が溢れる事になります。
ただ幸いな事にこの時に溢れる水の量というのは簡単に推測する事ができ、その水の量はある程度少なめにコントロールする事ができます。
例えば下の濾過槽を衣装ケースなどに入れておけば水が溢れても衣装ケースで水はせき止められますからね。

とまぁこんな感じでリスクマネージメントを考えながら水を回してみました。
そして実感したのは「やっぱりオーバーフロは良さそう」という事です。
何が良いって単純に「濾過槽がデカい」んですよね。
これはやっぱり魅力的です。
普通に小型魚を飼う分には既成の上部式などでも問題は感じませんが、ポリプを詰め込んだりする時にはやはり濾材の量を普通以上に入れておきたくなりますからね。

ただここに来て大きな問題にぶつかってしまいました。
それは騒音問題!!
水を落下させているのでどうしても音が気になります。
この水槽はリビングに置いてあるので音はデリケートな問題です。
また濾過槽周りの湿気問題も気になる所ではあります。

そしてここに来て他にやりたい事が出てきてしまいました。
ここまでの出費は1368円。
ちょっと高い勉強代になりましたが、ひとまずここまでで私のオーバーフロー計画は「中断」とする事にしました。
いつか騒音問題が噴出しない自分の部屋で、この続きがやれる日を待つ事にします。
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お~
自分もオーバーフロー化についてはいろいろと考えておりました。
中断とは言わずに、続行を・・・w

そしてここに来て他にやりたい事が出てきてしまいました。

これがとっても気になります!!
ゆういち 2008/02/18(Mon)20:28: 編集 | RES
いつもコメントありがとうございます
「他にやりたい事」というのもアクアなんですが、しばらくはそちらに気を取られる事になりまそうですよ(^o^)v
また具体的な形になれば記事にしたいと思ってます。
それとオーバーフローは音の問題で中断となってしまいましたが、その濾過能力はやっぱり頼もしく感じました(実際に濾過をした訳ではないんですけどね ^o^;)
また音が問題化しにくい自分の部屋ででも続行する機会があればと思ってます。
現状ではちょっと難しい感じなんですけどね。
【2008/02/18 20:37】
無題
騒音は消せますよ。
 もちろん「ある程度」なので、気になる人には辛いでしょうね。

それでも・・・濾過能力を考えれば、絶対OFです。
でも・・・写真の水槽を濾過槽に使うのでしたら、上部で十分だと思われます。

  あぁ。。。水槽1つ処分できると思ったのにぃ・・・(笑)
「K」 2008/02/18(Mon)21:08: 編集 | RES
いつもコメントありがとうございます
この部屋はリビングで水位が減った時に上部濾過から落水する音でさえ気になる場所なので、やっぱり自分の部屋でやるのが無難かなと考えています。
私は好きでやっているので我慢できても、興味の無い家族には騒音でしか無いようですからね(^o^;
とはいえ今回は良い勉強ができましたよ。
やっぱり濾材の量を考えるとオーバーフローは良いですね。
しかも自作ならコストパフォーマンスも良さそうだし!!
またいつか続行したいと考えています。
【2008/02/19 06:06】
無題
うちのも、自作の背面オーバーフローですが、水を循環させて始めて気付く問題点があるんですよね!

その1
停電時の逆流問題。
これは色々考えて、停電時にホース内に空気を吸わせる機構を設ける事でクリア出来ました。

その2
落水時の音。
これは、落水に障害物を設ける事でほぼクリア出来ました。
恵美安 2008/02/18(Mon)21:28: 編集 | RES
いつもコメントありがとうございます
やっぱりやってみないとわからない事ってありますね。
今回は一時中断となりましたが、良い勉強になりましたよ。
色々と考えてリスクを消していくのも楽しかったですしね。
また長期的に使えば、その時に始めて見えてくる事もあるんでしょうね。
またこのオーバーフロー計画はぜひ続行したいと考えています。
このまま終わりにしては塩ビパイプ代が無駄になりますしね(^o^)
【2008/02/19 06:08】
無題
ワタシも以前OF化計画を真剣に考えた事あります。
ま、考えただけで実際に着手する勇気は無かったですけど^^;
だもんで実際の経験は無いのですが、ショップやHPで掲載
されてる方の問題点なんかを考えて自作するなら濾過水槽を
下に置くより、アクリル水槽や大きなプラケースの上部に
切り目を入れて水槽の上に濾過水槽を持ってくる方が水が
溢れた時の被害なんかは少ない様な感じでした。
んで、下が配管を通り空気を巻き込んでゴボゴボいう音や、
時々起こるズォーっという音は、流し台や洗面台の様に
ストレートの配管でなく、L字かクルンと巻いたヤツを間に
かませると少しは収まるよ、とショップの方言われてました。

希望的にはs-nobさんにコレ続けて貰いたいな、、、
うまくいけばマネさせて頂きます(笑
screwdriver-III URL 2008/02/19(Tue)00:59: 編集 | RES
いつもコメントありがとうございます
そうなんですよ。
結局上部濾過のようなタイプに私も落ち着いた事もありました。
特に私の場合はポリプを飼うのが目的なので上を塞ぐのはむしろ好都合なんですよね。
今度は上部濾過の改造でもやってみようかな(^o^)
それと音を消す方法にそういうのがあるんですね。
皆さん色々と考えているんだなぁ・・・
上部式にするにしても、またオーバーフロー式にするにしても、また挑戦してみたいと思っています。
今度は実際に運用してみて問題点を探ってみたいですしね。
とはいえひとまずリビングでのテスト運用はちょっと難しそうなんですが(^o^;
【2008/02/19 06:12】
無題
私もサイフォン式を考えてみたのこともあったのですがモーターが止まったときは何とか対応できます
ただ何かの不具合でサイフォンが止まってしまうと水槽から水が溢れ出すことになってしまうのですよね
そこがネックになって試せません
うまい方法を編み出したら私もやってみます
はむたん 2008/02/19(Tue)18:24: 編集 | RES
いつもコメントありがとうございます
サイフォンが止まった時の事は私もかなり心配しました。
なんせパイプ内に空気が入ればすぐに止まる事になりますからね。
ただウチの場合はポリプを飼うという事で水位を低く設定するつもりでしたので、ある程度飼育水槽の方に余裕があるというのも救いでした。

あとはポンプを濾過槽の高い位置に置くとかどうでしょう。
これならサイフォン側がストップしても濾過槽のポンプがすぐに水面に出てそんなに水が送られないですよね。
また濾過槽を3つに区切る方式がありますよね。
水が第一濾過槽から第二濾過槽に行く時は下から行って、第三濾過槽には上から流れるみたいな感じのヤツ。
あれの第三濾過槽を極力小さくして第二濾過槽との仕切りを高くして、第三濾過槽にポンプを配置すれば水の上がる量もかなり少なくなりますので、水槽で水を受け止める事ができるのではとも考えました(何だか説明がうまくできなくてすいません)。

いずれにしても上の二つの方法ならサイフォン側が止まった時にポンプによって送られる水の量があらかじめわかりますので、飼育水槽側の水位を低くしてそれを受け止めるだけの余裕を作っておいてやれば解決できるような気がします。
【2008/02/19 18:50】
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